三和木ブログ
miwaki Blog
2025.12.19
日常を慈しみ、心身を整える「湯の愉しみ」
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- コラム、モデルハウスのご紹介
私たち三和木が家づくりにおいて何よりも大切にしているのは、厳選された木材が持つ本物の質感と、それがもたらす揺るぎない安心感です。
木は単なる建材ではなく、住まう人の心に寄り添い、共に時を刻むパートナーのような存在であってほしい。
そんな願いを込めて、私たちは国産材や自然素材の質にこだわり、世代を超えて住み継いでいける強さと心地よさを追求し続けています。
住まいの質を語る上で欠かせないのが、近年の気候変化にも対応し、住む人の健康を守り抜く「基本性能」です。
特に冬場、家の中の温度差が原因で起こるヒートショックは、決して見過ごせないリスクです。どれほど意匠を凝らした美しい家であっても、廊下や洗面所が底冷えし、足元から体温を奪うようでは、本当の意味で「良い家」とは呼べません。
三和木の大府第二展示場では、こうした冬の不安を解消する優れた空調設計を取り入れています。
家中どこにいても極端な温度差を感じさせない、安定した室内環境。
特定の部屋だけが暖かく、一歩外に出れば凍えるような冷気が漂う……。そんなストレスをなくすことで、心臓への負担を抑え、一年中薄着でいられるような健やかさを実現しました。
どこにいても守られているという安心感こそが、長く住み続けられる家の土台となるのです。
この「安心」という土台の上に、私たちは三和木らしい情緒ある空間を重ねました。
大府第二展示場は、将来のライフスタイルの変化や介護の可能性も見据えた、平屋の魅力を凝縮した設計となっています。
特にご覧いただきたいのが、機能美と癒しが共生するサニタリー空間です。

天井に贅沢に張られたひのき材は、視覚的な美しさだけでなく、そのさりげない香気で一日の疲れを優しく解きほぐしてくれます。
壁面の大判タイルとひのきがシームレスに繋がるデザインは、空間に奥行きと一体感をもたらし、まるで高級旅館を訪れたかのような落ち着きを感じさせてくれるでしょう。
視覚的な広がりを生む大きな鏡の配置も、日常にゆとりを与えてくれる大切な工夫の一つです。
そして、この美しい空間の裏側には、将来への深い配慮が隠されています。
洗面所から浴室にかけての動線をフラットにし、廊下や扉の間口を広めに設計することで、もし将来車椅子での移動や介助が必要になった際にも、戸惑うことなくスムーズに暮らしていただけるよう配慮しました。

バリアフリーや耐久性は、単なるスペックではなく、住まう人への思いやりそのものです。
「長く、安心して、心地よく」。
私たちは木材の質を吟味し、最新の空調技術と伝統的な設計思想を融合させています。
冷え込みが気になる季節だからこそ、大府第二展示場でその「底冷えしない安心」と「ひのきの温もり」を確かめてみてください。
三和木が提案する、家族の未来を守り続ける住まいの在り方を、ぜひ五感で体感していただければ幸いです。
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