昨年9月にリニューアルオープンした、三和木の大府展示場。

リビングの板材や建具、家具を大幅に変更し、お部屋全体の色や雰囲気を統一。

よりモダンで落ち着きのある空間になりました。

シックなカラーでまとめた広々としたリビングが似合うのは、夜。

心安らぐ、落ち着いた空間です。

広々としたリビングには、シックな黒色の大黒柱が、家族を見守るように佇んでいます。

大府展示場の大黒柱には「槐」の木を使っています。

「槐」と書いて、一字で「えんじゅ」と読みます。

北海道の銘木で、「延寿」に通づることから、長寿や安産など縁起の良い木とも言われています。

槐は茶褐色の芯材と、白太とのコントラストがとても美しいため、この対比の面白さを生かした柱になっています。

個性的な表情で、目を引きますね。

ところどころ黒光りしていて、無節で年輪が美しい槐。

6寸角の大黒柱がシンプルな空間に鎮座することで、重厚感のある和モダンな雰囲気に。

モノトーンなインテリアや、シックな空間をより一層引き立ててくれる、とても優美で力強い趣きです。

木の住まいにおいて、大切な存在である「大黒柱」。

大黒柱は、いつもどっしりとそこに居てくれるだけで、家族にとっての心の拠りどころになってくれるのかもしれません。