三和木ブログ
miwaki Blog
2026.06.12
NEW
五感を満たす、純美なる和の特等席
- カテゴリ名:
- コラム、モデルハウスのご紹介
新しい季節の訪れとともに、木々の緑がいっそう深みを増す頃となりました。
私たちが家づくりにおいて何よりも大切にしているのは、今この瞬間の快適さを満たすだけでなく、十年後、二十年後、そしてその先の未来まで、ご家族のライフステージの変化に寄り添い続ける「長く安心して住み続けられる家」をお届けすることです。
大府第二展示場は、まさにその変化を受け止める「可変性」を体感していただける平屋の住まいです。
玄関へと続く緩やかなスロープや、車椅子での移動も想定したフラットな動線など、将来への優しい備えを随所に施しながら、住まい全体に三和木ならではの品格と美意識を息づかせています。
この邸宅の中で、特に日本の伝統美と現代の心地よさが素晴らしい調和を見せているのが、意匠を凝らした和室の空間です。

扉を開けると、まず目を奪われるのが、部屋の中心に堂々と鎮座する見事な一枚板の座卓です。
本物の木だけが持つ力強い木目と圧倒的な存在感、そして滑らかな手触りは、空間全体に格別の格式を与えています。
この特等席は、足を深く下ろしてゆったりと寛げる掘りごたつ仕様となっており、お仲間との語らいやご家族の団欒の時間を、時間を忘れて穏やかに支えてくれます。
上を見上げれば、整然と美しく貼られた木の天井が広がり、多角形に仕立てられた和モダンなペンダントライトの柔らかな光が、畳の清々しい香りと共に空間を優しく包み込みます。
また、この和室には床の間や仏間といった日本建築の伝統的なしつらえを正しく受け継ぎながら、光と影の演出によって現代的な美しさを表現しています。
床の間の横に低く設えられた地窓からは、切り取られた絵画のように外の坪庭の風情を愉しむことができ、ロールスクリーンを上げ下げすることで、時間ごとに移ろう光のグラデーションが室内に豊かな情緒をもたらします。

さらに、大きく開かれた主開口の障子を引けば、その先には内と外を緩やかにつなぐ空間が広がっています。
この窓から直接、四季折々の表情を見せる美しいお庭へと行き来ができる設計は、室内にいながらにして自然の呼吸を身近に感じられる、暮らしの大きなゆとりを生み出しています。
私たちが構造材から内装の建具にいたるまで、木材の「質」に極限までこだわるのは、本物の天然木こそが、時を経るほどに味わい深い飴色へと変化し、家族の歴史を美しく刻み込んでいくからです。
年月を重ねるほどに建物としての強固な安心感はそのままに、住む人の身体に馴染み、愛着が深まっていく住まい。
大府第二展示場の和室に佇み、お庭を眺めながらそっと深呼吸をしてみてください。
そこには、言葉や写真だけでは伝えきれない、本物の天然木と職人の手仕事が生み出す本物の安らぎが満ちています。

Categories
Archive
2026年
2025年
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年









