三和木ブログ

miwaki Blog

2025.12.26

火山が育んだ自然の恵み、呼吸する壁「中霧島壁」

私たちは、何十年という歳月を重ねても変わることのない「質の高い心地よさ」にこだわり、家づくりをしています。

そのこだわりは、構造を支える一本の柱から、空間を包み込む壁の仕上げに至るまで、一切の妥協を許しません。
特に、一日の約三分の一を過ごす場所であり、心身を深く癒すべき「寝室」においては、素材の持つ力が住まう方の健康と幸福に直結すると考えています。

家づくりにおいて、木材の質にこだわるのは三和木の誇りですが、その木の魅力をさらに引き立て、室内環境を劇的に向上させてくれる名脇役が存在します。

それが、今回詳しくご紹介したい「中霧島壁(なかきりしまかべ)」という、100%自然素材の塗り壁です。
この壁材には、知るほどに驚くような自然の知恵が詰まっています。

中霧島壁の主原料は、南九州の広大なシラス台地から採取される「シラス」と呼ばれる火山灰。
数万年前の火山噴火によって降り積もったこの素材は、非常に微細な多孔質構造、つまり目に見えない無数の小さな穴が開いています。

この構造が、現代の住まいが抱える多くの課題を解決してくれるのです。
化学物質を一切含まないこの土壁は、まさに「呼吸する壁」として、室内の空気を清浄に保ち続けてくれます。

特筆すべきは、その圧倒的な調湿機能です。
寝室は、就寝中の呼気や汗によって意外にも湿気がこもりやすい場所ですが、中霧島壁は湿度が上がると余分な水分を吸い込み、乾燥すると蓄えた水分を放出して、室内を人間にとって最も快適な環境に整えてくれます。

これは、私たちが大切にしている木材が持つ調湿効果とも見事に共鳴し、相乗効果を生み出します。
さらに、消臭効果も極めて高く、寝室特有のこもった匂いや生活臭を吸着・分解してくれるため、朝目覚めた瞬間の空気の透明感に驚かれる方も少なくありません。

また、意匠面でもこの壁材は素晴らしい表情を見せてくれます。
例えば小牧展示場の寝室では、天井に配した良質な木材の質感と、職人の手仕事による塗り壁の陰影が調和し、視覚的にも深い安らぎをもたらす空間を創り上げています。

ビニールクロスでは決して出せないこの柔らかな風合いは、照明の光を優しく拡散させ、眠りにつく前のひとときをより穏やかなものにしてくれるでしょう。

お客様の中には「寝室は寝るだけの場所だから」と、つい優先順位を下げてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、人生を支える良質な睡眠こそが、日々の活力を生み出す源泉です。

木材の質にこだわり、自然素材の力を借り、そして確かな性能で家族を守る。それが三和木が提案し続ける、長く愛される家づくりの本質です。

シラス火山灰という大地の恵みと、私たちが選び抜いた木々が織りなす空気感を、ぜひ一度、展示場で直接確かめてみてください。

深呼吸をした瞬間に、素材の違いがもたらす本当の豊かさを、きっと実感していただけると思います。

 

三和木の家づくりについてご紹介するコラムは、これが今年最後の更新となりました。
みなさまどうぞ、良いお年をお迎えください。

  • Share
  • Facebook

0120-550-085

展示場来場予約はこちら

※平日17:00以降、土日祝日については、
各展示場の電話番号へお問い合わせください。

プライバシーポリシー

※再生すると音声が流れます。音量に注意してご鑑賞ください。