三和木ブログ

miwaki Blog

2025.06.06

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受け継がれてきた目利きと技術で、上質な木の家を

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家づくりにおいて、どんな木を選び、どう扱うかは、その家の寿命や居心地を大きく左右します。
三和木では、創業当初から「良い木を、正しく選び、丁寧に使うこと」を大切にしてきました。

その思いは、いまも変わらず、私たちの家づくりの根幹にあります。

柱や土台など、家の要となる部分には、強度と美しさを兼ね備えた国産檜を使用しています。
なかでも「東濃檜」は、長年にわたって高い評価を受けてきた銘木のひとつ。岐阜県東濃地方、特に裏木曽と呼ばれる地域で育つこの檜は、年輪が細かく詰まり、優れた耐久性と芳しい香りを持つことで知られています。

かつては伊勢神宮の外宮の用材としても選ばれた、歴史ある木材です。

三和木が運営する「白川製材工場」では、そうした東濃檜をはじめとした良質な木材を、自社で確かな目で見極め、仕入れ、製材しています。
代々引き継がれてきた職人の経験と知見が、木の一本一本に宿る“違い”を見抜き、最適なかたちへと仕上げるのです。

木材は、見た目だけで判断できるものではありません。
同じ種類の木であっても、それぞれに性格があり、乾燥の具合や節の出方、反りの癖などを見極めなければなりません。
そのため、私たちは卸業者任せにせず、自ら各地の市場に足を運び、必要な材を直接選び抜いています。
手間はかかりますが、だからこそ、本当に納得できる木材をお届けできるのです。

また、檜には抗菌性や防虫性があり、調湿作用にも優れていると言われています。
古くから建築材として重宝されてきたのも、こうした自然の力を宿しているからこそ。
長く住み続ける家にふさわしい木材だと、私たちは考えています。

白川製材工場には、東濃檜だけでなく、全国から集められた杉や桧の銘木も数多くストックされています。
お客様からご要望をいただいた際にも、すぐに最適な木を選び出せるよう備えておくことが、良い家をつくる第一歩だと思っています。

工場では、一枚板のテーブルや建具を仕立てる際に、お施主様に直接お越しいただくこともあります。
自然豊かな土地に佇む工場の空気に触れ、木の香りに包まれながら、住まいづくりの一端に触れていただく時間は、私たちにとっても貴重なひとときです。

三和木の家づくりは、すべてこの製材工場から始まります。
木を知り尽くした職人の目と手があるからこそ、私たちは安心してお客様に木の家をご提案できるのです。

良質な素材を活かし、強く、美しく、そして長く愛される住まいをつくること。

その信念は、これからも変わることはありません。

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