三和木ブログ
miwaki Blog
2025.10.17
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木のぬくもりが支える、水まわりのやさしい設計
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- コラム、モデルハウスのご紹介
日々の暮らしに欠かせない水まわりの空間。
それは、ただ清潔で便利なだけでなく、心と体を休める場所でもあります。
だからこそ三和木では、デザイン性と快適性に加え、将来を見据えた「使いやすさ」と「安心」を大切にしています。
大府第二展示場では、住まい全体を、段差のないバリアフリー設計でまとめました。
床の高さをそろえ、扉の開閉もスムーズに。
車椅子や介助が必要な場面でも、安心して移動できるゆとりを確保しています。
洗面室と浴室の間はガラスで仕切り、空間のつながりを保ちながらも湿気を分散。
天井にはひのきを用い、自然素材ならではの温もりと香りが、毎日の身支度や入浴の時間を心地よく包み込みます。
大判タイルの壁面は清掃性にも優れ、落ち着いたグレーのトーンが空間に上品な統一感をもたらします。
トイレにも工夫があります。
将来的に介助が必要になったときや、車椅子での利用を想定し、隣接するスペースを簡単に拡張できる設計に。
扉の枠ごと移動できる仕様にしておくことで、リフォームの手間を最小限に抑えながら、快適な使い勝手を維持できるようにしています。
また、カウンターには無垢の木を使用。
自然の質感が空間にあたたかさを添え、日常の中に「ほっとする瞬間」をつくり出します。
照明を壁面に埋め込むことで、夜もやわらかな光が包み込み、心を落ち着かせる雰囲気に整えました。
こうした設計の根底にあるのは、「今の暮らしを快適に、これからの暮らしも安心に」という考え方です。
家族構成や年齢、健康状態は変化していくもの。
三和木の家は、そうした変化を見据え、木の家ならではの温かさと可変性を兼ね備えています。
職人の手で丁寧に仕上げた木材は、年月を経るごとに味わいを増し、同時に構造体としての強さを保ち続けます。
使い心地と美しさ、そして安心を、長く両立できる住まい。
それが、私たち三和木が考える“木の家のバリアフリー”です。
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