三和木ブログ

miwaki Blog

2025.08.08

家の中をめぐる、心地よい風と光を楽しむ暮らし

窓を開け放った瞬間、ふっと通り抜ける風に癒された経験は、きっと多くの方がお持ちではないでしょうか。
まだまだ厳しい暑さが続いていますが、暦のうえでは立秋を迎え、少しずつ秋へと進んでいます。

もう少し暑さが落ちついたら、朝夕には秋の柔らかな風を取り込みたくなる、そんな心地よい季節が待ち遠しいです。

日本の住まいは古くから「通風」を大切にしてきました。

外の風を家の中に取り込むことで涼を得るだけでなく、こもった熱を逃がし、室温を下げ、空気を入れ替える。
こうした風の役割は、快適な暮らしに欠かせません。

エアコンによる空調も便利ですが、季節の風が活躍できる今の時期は、自然の力で涼をとる絶好のタイミングです。
自然風は体への負担が少なく、体感温度を下げ、省エネにもつながります。

三和木の長久手展示場は、その「風の通り道」を丁寧に考えた設計が特徴です。

家の南北をまっすぐに貫く広い通り土間は、強い風の日だけでなく、周囲を流れるわずかな風さえも心地よい流れに変えて室内へと導きます。
通り土間を抜ける風は、家の中をやさしく巡り、居心地のよい空間をつくり出します。

風を上手に取り入れるためには、季節ごとの風向きや強さを読み取り、窓の位置や大きさ、建具の配置まで計算することが大切です。
必要なときには扉を開け放ち、不要なときにはしっかりと風を遮る。そんなメリハリのある設計が、年間を通して快適さを支えます。

これは単なる開放感の演出ではなく、暮らしの質を高める住まいの知恵です。

さらに、三和木の家は木材の質にもこだわっています。
天然無垢材には優れた調湿作用があり、床面の温度を安定させ、四季を通じて快適さを保ちます。
こうした自然素材の力と設計の工夫が合わさることで、冷暖房に頼りすぎない、環境にも体にもやさしい住まいが実現します。
年月を重ねても、木は呼吸し続け、家に住まう人を守り続けます。

長久手展示場では、そんな家づくりの考え方を実際の空間で体感していただけます。
窓を開けて風が通るとき、まるで屋外にいるような開放感と安らぎが広がります。
それは、光や風とともに暮らす家ならではの喜びです。

長く安心して住み続けられる家を。
そんな想いを込めて、私たちは今日も家づくりに取り組んでいます。

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